育休取ることに決めてから気づいたのですが・・・
今や共働き世帯が普通になったため、もはや専業主婦はマジョリティではなくなってきていますが、まだ家事を専業で行う結婚している女性は”専業主婦”として社会的地位が確立されています。
・・・が!、最近ちらほら目にするのです。男が家事を専業で行うと何故か”無職”とされることに。
まるでニートみたいな扱いだね・・・
地方部だとさらにそう見られるだろうね・・・
うちは、とりあえず育休を取るのでそういった考え方の下でも”無職”とはならないのかもしれませんが、男が家事労働することが悪とされている社会的風潮のように感じ、違和感を感じてしまいます。
まだ男が家事するって珍しいもんね
女性が社会進出するからこそ、もはや男女どちらが家事を行ってもいいのでは?
過去、女性は家を守るもの!とする風潮が日本には根強くあり、今も一部で残っています。しかし、女性の社会進出は着実に進んでいます。うちの会社でも総合職でバリバリ働く女性の先輩もいます。家庭の姿でも共働きが主流となりました。
ただ、家事をすべて家政婦に外注できるような経済的に余裕のある家庭はそれほど多くありません。ですので、夫婦で生活するのであれば家事は分担して行うか得意な方が行うということになります。
うちはだんなさんの方が得意だからなぁ~
私もやるべきなんだろうけど・・・
今の日本では、女性に負担が集中するパターンが多いようですが、うちの家庭のように男性のほうが家事が得意という家庭も少なからず存在してきているのではないでしょうか?
よくよく考えてみると、大昔の男子は学校で家庭科を習わなかったわけですが、今は男女ほぼ同じ内容を教育上は学んでいます。これは93年から完全に実施されており、今後の子育て世代はほぼこの教育を受けてきている世代です。
更に、今は女の子だからと言って計画的に嫁入り修行を行うような家庭はほとんどないはずです。高校や大学卒業後はまずは就職というパターンが多いでしょうし、親が結婚までのアプローチに絡むことも少なくなったためでしょう。
これらのことを考えると、女性だから家事が得意であり、得意であるべきとする考え方は根拠があまりに薄いと思えてきます。
大学時代に友達がおうちデートすると何故か女がご飯作る
のがデフォルトになってて焦るって言ってたなぁ
出産は女性でなければできないが、子育ては女性が必ずすべきなのか?
しかし、出産については生物的に女性でなければ行うことが出来ません。働いている女性であれば、この出産の時期については一時的に職場から離脱することになりますし、育児を女性側が担当しない、0歳児保育を活用するとしても体力が戻らなければ育休を利用しながら復帰時期を探ることになると思います。
また、授乳等、女性でなければできないことも確実にあります。これは男性ではどうしようもできない部分ですし、サポート側に回り対応していくことになります。
出産まだしてないけど、お腹大きいだけでもう大変・・・
ただ、子育てを出産の延長線上として女性がやらなくてはならないとすることについては違和感を覚えます。現代では、家庭の中で男性より女性の方が働く能力が高い場合も多々あるわけです。家事などについて、その逆もあり得るわけです。(もちろん、女性自身の意思として育児・家事専業で行うのであれば何ら問題はないでしょう)
0歳児の頃は授乳等でママ側の出番が多くなってしまいますが、母乳の冷凍保存パウチや粉ミルクの利用等で負担を減らすことは可能です。
我が家は、今のところは私の方が収入は多いですが、ヨメの今の仕事を続けたい(あまりブランクを大きくしたくない)との意向を尊重して今回私が育児や家事を当面の間担当する方針にしています。
そのうち出世して収入逆転するかもよ!笑
期待してます!
女性の社会進出は個人の考え方次第ですが、出産後働き続けたい女性が働き続けられるようにするには男性側のサポートが欠かせない。そのための昨今の男性の育休推進なのではないかと私は思っています。
共働き世帯が多くなる中で女性が育児をすべきとする考え方を維持したら少子化は絶望的なラインまで進行する
共働き世帯が主流になっている中で、ただでさえ出産前後の就業制限、休業が発生する女性側に育児をすべてやらせるべきだとする考え方を続けていったら、キャリアが途切れる期間が長くなり、間違いなく出産を躊躇するようになりますし、それによって少子化はさらに進行するでしょう。複数人の出産なんてほぼ不可能でしょう。
我が家では、ヨメの職場離脱期間を短くするという考え方で育休のスケジュール組みを進めていて、
とする予定です。先輩ママ等の薦めもあり、産後休業期間だけでは体力が戻らないことが多々あるとのことで、ヨメの育休は1か月程度(休息+育児)を見込んでいます。短いように思われるかもしれませんが、ほぼ最低限度の出産に係るお休みの期間でもだいたい4ヶ月の職場離脱期間となります。しかも、妊娠6~7か月を超えてくると業務の制限等も出てくるでしょうから、事実上のキャリアの途切れは4ヶ月ではきかず、半年程度となるでしょう。
ですので、女性側の仕事も考え、男女で同じ分担をしようとするだけでも、男性は4~6か月程度の育休が必要となるわけです。(女性側が専業主婦の場合だとしても、少なくとも出産直後の2~3週間程度はサポートの為の育休を取った方が良いとは思いますが・・・)
うちの場合はそもそも家事をほぼ夫側が担当していることなどもあり、夫側である私が1年弱の育休を取得する予定です。
・・・とはいえ、無職といわれるのか・・・
家事はそもそも洗濯もの以外はすべて今のところこなしていますし、育児は初チャレンジですが頑張ろう!と気合を入れていますが、”無職”と世間から言われるのか~と思うとちょっと憂鬱です。
いざ育児が始まればそんなことを気にしている余裕もないのかもしれません。
同じ状況でも、男女で呼び方が全く違うものの例として、女性”家事手伝い”→男性の場合”ニート”なんて声もネットでは目にして、男性が家事や育児をこなすことに対する世間の目は非常に厳しいものがあるのだなと感じています。
本当の意味での男女平等が進むといいなぁとこれまで無関心だった私は思う今日この頃です。
うちはうち!あんまり気にせずに頑張ろう!
別に悪いことしてるわけじゃないし、気にしない!