ドコモから12月3日に発表された、新料金プラン”ahamo”。あまりの安さに私も現在のuqmobileから乗り換えを検討中です。
前回はahamoの他社プラン比較したときの優位性などを記事にさせていただきました。
今回は、現在の我が家のように他キャリアからahamo(ドコモ)へ端末を流用して移行しようとするとぶち当たる、SIMロックとバンド(周波数)の壁について書いてみます。
(21/05/04追加記事)au端末でドコモネットワークを利用する場合の状況がちょっと変化したようなので記事にしています。
①SIMロック

SIMロックとは、端末で利用できるSIMカード(キャリア)を限定してしまっている状態のことです。例えば、auで購入した端末にドコモ系のSIMカードを差しても端末にSIMロックがかかっている場合、システムを起動させることが出来ません。
ahamo(アハモ)を利用しようとする場合、ドコモユーザー(ドコモ電波を用いるMVNOを含む)が現在利用しているスマホであれば問題なくSIMカードを認識すると思われますが、au/ソフトバンク系のSIMロックがかかっている端末を流用しようとしても起動することが出来ません。
3大キャリア契約者ではあまり例は少ないとは思いますが、端末のみで販売されているSIMフリースマホ(特定のキャリア向けに製造されておらず、SIMロックがなされていない端末)をau、ソフトバンク(Y!mobile)で利用されている場合はそもそもSIMロックがされていません。(SIMロック解除は不要です)
※ソフトバンクはSIMカードをSIMフリー対応のものに変更する必要があります。
auかソフトバンクが販売している端末を利用している場合にはSIMロック解除が必要!
au・もしくはソフトバンクの端末として販売されている端末をahamoで利用するにはSIMロックの解除が必要となります。
この作業自体は一部の場合を除き、現在オンラインで完結するようになっており、ハードルは比較的低いと言えます。(なお、auは、端末購入当日であれば、購入したお店でSIMロック解除が可能になっているようです)
ちなみに、ソフトバンクの場合いわゆる白ロム(ソフトバンクショップから購入せず、端末のみを扱うお店やフリマアプリなどから購入した場合)については、当初購入した人が一括で購入していなければ、ソフトバンクで購入されてから101日目以降にSIMロックが解除となります。
auのSIMロック解除手続き案内サイト
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
ソフトバンクのSIMロック解除手続き案内サイト
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
②対応バンド!!
SIMロックについては、国からの再三の圧力もあり各社とも解除するハードルは非常に下がってきているのですが、一番の問題は対応バンドです。